この日は近所に散歩に出かけ、木登りや花摘みを楽しみました。

ひなたぼっこ 下村美鳥代表補佐:
生きていていいんだ。そのままでいいんだっていう絶対的な安心感を持った子どもたちは、自分で次は何を学びたいか、どんな道で生きていきたいかということを見出して歩んでいく。


一方で、行政も「子どもの孤立」防ぐため新たな窓口を立ち上げました。

小中学生の不登校が過去最多となる中、甲府市は4月3日、不登校などの総合相談窓口「すてっぷ」を開設しました。

甲府市教育委員会 風間俊宏学校教育課長:
ここがスタッフの常駐場所で電話相談などを受ける。

スクールカウンセラーなど専門の知識を持つスタッフが常駐し、子どもや保護者の実情に合わせた支援や学習方法の提案をします。

甲府市教育委員会 風間俊宏学校教育課長:
不登校はどのお子さんにも起こり得ること。保護者が焦ったり、子どもを焦らせたりしないようにここに相談してもらえれば。話を聞いて今後の適切な対応につなげていけるよう目指している。

甲府市の不登校の小中学生の数も2021年度は354人と過去最多に。市はこれを喫緊の課題と捉え、まずは「子どもの孤立」を防ぎたいとしています。