道路交通法の改正で4月1日から自転車に乗る人は年齢を問わず、ヘルメットの着用が努力義務になりました。
これを受けて山梨県警は3日に甲府駅北口の駐輪場で街頭指導を行いました。
警察官や交通安全協会のメンバーら 約20人が駐輪場の利用者にチラシを配り、ヘルメットの着用を呼びかけました。
県警によりますと、2022年県内で起きた自転車の事故で亡くなった人は5人で、いずれも頭を強く打ったことが致命傷になり、ヘルメットはかぶっていなかったということです。
県警 交通企画課 中薗信照 課長補佐:
転倒や衝突で頭部にけがをする危険性が極めて高い。皆さんに(ヘルメット着用を)広めていきたい。
警察はヘルメットの着用率を向上させ、死者や重傷者の減少につなげる考えです。