山梨県勢初の快挙です。
春のセンバツ高校野球、山梨学院は1日、決勝で兵庫の報徳学園と対戦、7対3で勝利し、春夏を通じて県勢初となる優勝を果たしました。
山梨学院は31日、142球の力投を見せた林謙吾が、1日も先発のマウンドに上がります。
均衡が崩れたのは4回表。
報徳学園に連続ヒットを浴びるなど1アウト2、3塁のピンチ。
ここでピッチャー林がボーク。
先制を許します。
その後もタイムリーを浴びて、2点を先行されます。
反撃したい山梨学院は5回ウラ、1アウト2、3塁のチャンスに9番・伊藤。
2点タイムリーヒットを放ち、同点に追いつきます。
更にその後、1アウト1、2塁として2番・星野。
レフトへタイムリーヒットを放ち、逆転に成功。
その後も3番・岳原のタイムリーツーベース、5番・佐仲は、今大会山梨学院初となるホームランを放つなどこの回、打者一巡の猛攻で一挙に7点を挙げます。
8回表に1点を返されますが、林は報徳打線を6安打に抑え、9回・118球を投げ切り、ゲームセット。
山梨学院は、県勢としても初めてとなる初優勝を果たしました。

この快挙にJR甲府駅前では、新聞の号外が配られました。