甲府市の新山梨環状道路・東部区間の一部開通で、周辺の国道を利用する車がおよそ4割減り、渋滞の長さがこれまでの750mから40mに縮んだことが分かりました。

これは県内道路の渋滞対策を検討する会議で県が明らかにしました。

道路交通円滑化・安全委員会 甲府市内 14日

新山梨環状道路は去年11月、東部区間の一部、「西下条ランプ」から「落合西インター」までの1.6kmが開通しました。これにより周辺の国道の利用台数がおよそ4割減少し、最大750mだった渋滞が18分の1の40mに縮んだということです。

県は一部区間の開通は混雑の緩和とアクセスの向上に効果が出ているとしています。

このほか14日の会議では県内で交通渋滞が発生しやすい場所のうち、昭和町の山梨大学病院入口や南アルプス市の浅原橋西の交差点など4か所で新たな対策を検討していることが報告されました。