環境省が進めている「エコチル調査」の研究成果の発表が、山梨大学医学部で行われました。

「エコチル調査」は、出産前から中学校入学までの13年間の母親と子どもの健康状態を記録し、成長と環境の影響を調べるものです。

2011年に始まった全国調査で、県内では、これまでにおよそ4600人とその保護者が協力しています。

23日は、看護師や養護教諭などが参加して小児保健の研修会が開かれ、甲府市保健所の小島令嗣所長は、子どものアレルギーのリスクとなる要因の研究を発表しました。

甲府市保健所:小島令嗣所長「春とか夏生まれの子どもは、3歳児の花粉症リスクが高かった。離乳食で早めにピーナッツを食べていると、ピーナッツアレルギーの数が少ない傾向にあった」

また、山梨大学の三宅邦夫准教授は、「妊婦が、タンパク質や食物繊維の摂取量が少ない場合、生まれた子どものコミュニケーション能力や運動能力に発達の遅れが見られた」と指摘しました。