空襲の警戒警報が解除されるまでおよそ4時間。

甲府の市街地は8割近くが焼き尽くされ、1127人が命を落としました。
桂田さんの家族は全員無事でしたが、今も消えない後悔があります。

桂田晶子さん(92):
「私が持って逃げたのは、うちわ1本とタオル1枚」
「練習したんですよ。着るときはこれを着て、逃げるときにはこれを持って、こんなものしか持って逃げられなかった」
「だめだなと思って泣き出したら、母親が『土手は蚊が多いからそのうちわであおげばいいし、あした顔を洗ったらその手ぬぐいで拭けばいいじゃん』と、私を責めることは言わなかった。言われなかったことが切なくて大泣きをした」







