新たに加入したのは13人の選手で、重点を置いたのは決定力不足の解消です。


中でもJ3の讃岐から加わった身長186cmの大型フォワード=松本孝平選手に期待を寄せています。


佐久間社長:
大型のストライカーで彼は本当にアグレッシブに走ることもできるしヘディングもある。それからシュートも。それからアクロバティックなプレーも得意なので得点源として期待できる。


セットプレーの得点力強化もポイントに挙げ、左利きでキック精度の高い広島の土肥選手やFC東京の品田選手も獲得しました。


佐久間社長:
戦力は若くてアグレッシブに戦える選手たちが揃ったんじゃないか。


天皇杯王者としてアジアチャンピオンズリーグにも参戦するヴァンフォーレ。これまでに経験したことのないシーズンが幕を開けます。


黒澤
今の心境は?


佐久間社長:
日本一になったクラブとしてのプライドをチームとして持ち続けなければいけないでしょうし、責任を背負って戦っていくことが必要になってくる。篠田監督には思い切って力を発揮して頂けるようなバックアップをしていくことに集中していきたい。

今年、還暦を迎える佐久間社長。自身の節目の年ともなる今シーズンへの思いを伺いました。


佐久間社長:
私がいつも大切にしているのが、この「希望」。本当に希望を持ち続けてというのかな。次の試合では我々の努力が報われるということを信じながら一戦一戦1週間1週間戦って、やっぱりJ1に行くことが一番大きな恩返しになると思っているので、この節目の年になんとかそこまでまた手が届くような、そんな1年にしたいと思っている。