災害時の避難所などで役立ててもらおうと畳店で作る団体が甲府市に畳100枚を寄付しました。

6日は甲府市役所に山梨県畳同業者組合連合会や熊本県八代市のい草農家が訪れ、樋口雄一甲府市長に畳100枚を寄付しました。

寄付された畳100枚はイベントのために県内の業者が製作したもので、市では災害時に避難所で活用するほか、毎年行っている総合防災訓練でも使用する予定だということです。

県畳同業者組合連合会 宇佐美真一理事長:
「備蓄しておけばすぐ畳をもっていって避難者に使っていただける。そうすれば少しでも気持ちが和らぐのでは」


市や団体では避難所に畳を活用することで床の硬さや冷たさを緩和するほか、い草の香りが被災者へのリラックス効果につながることも期待したいとしています。