近藤豊 交通捜査室長:
「国外の旅行予約サイトによる白タクのあっせんのほか、インターネットやSNSを通じての個人間の運送契約に基づき、主に訪日外国人観光客が国内各地で白タクを利用している状況です」
白タク行為の一般的な流れは外国人観光客が来日する前にインターネットなどで国外の旅行会社のツアーを申し込み、その会社が仲介役に車やドライバーの確保を依頼します。
そして仲介役がドライバーを調整し、無許可で外国人観光客を乗せ料金を受け取っているとみられています。

外国人観光客が来日する時には違法とは知らず、移動手段として白タクに乗ることになってしまっているのです。
富士河口湖町 地域防災課 倉沢准也課長:
「海外では目的が合えばスマートフォンアプリを介して自家用車にて有償で送迎するライドシェアが普及していることもありまして、外国人観光客におきましては一般的になっていることも一つの原因になるかなと思う」