福田さんが注目したのはバナナに含まれる栄養素です。

福田医師:
「熱中症になる原因は汗をかくことによって血液の中のナトリウム、カリウム、マグネシウムが どんと少なくなるのが原因」
「それを効率よく補充するためにはバナナって非常に優れていて、カリウムとマグネシウムがすごく豊富なんですね」

バナナ1本およそ100gのカリウム含有量は360mg。さらにマグネシウムは32mgでほかの果物と比べて豊富に含まれています。

ただ、そのバナナに含まれていないのがナトリウムです。
そのため、塩をかけることで大きな効果をもたらすと言います。



福田医師:
「体に水分を保持するためにはカリウムとナトリウムが両方ないとだめ」
「水分が出ていかないで、体に入ってきた水分が有効に体に使われるのがナトリウムとカリウム両方あって、その作用で水分がしっかり体に保たれる」