高齢者が多く利用する山梨県笛吹市の温泉施設で警察官らがSNSを使った詐欺や車上荒らしなどに注意を呼びかけました。
笛吹市のみさかの湯で行われた街頭活動には、笛吹警察署の警察官や県防犯協会笛吹支部の担当者が参加しました。
参加者は施設の利用者にチラシを配りながらSNSでの儲け話や恋愛感情を抱かせるような甘い言葉は詐欺を疑うことや、車の中に貴重品を置かず、窓は閉め切るよう呼び掛けました。
笛吹警察署 生活安全課 小林祐介課長:
「こうした温泉施設で住民や家族と触れ合う機会が多くあるので、全体で防犯意識を高めてもらいたい」
県警によりますと今年県内で確認されたSNS型の投資・ロマンス詐欺の被害は21件で、被害額はすでに3億円を超えて去年の同じ時期を上回り、車上荒らしも増加傾向にあるということです。