3年前、山梨県南アルプス市で無免許で乗用車を運転し、事故を起こして2人にけがをさせ、立ち去ったとされるベトナム人の男の裁判で男に懲役2年6か月、執行猶予3年の有罪判決が言い渡されました。

無免許過失運転傷害などの罪に問われたのはベトナム国籍で東京都に住む男(27)です。

判決によりますと男は3年前の6月、南アルプス市内で無免許で乗用車を運転して対向車に衝突し、2人にけがをさせ立ち去ったなどとしました。

事故で乗用車は河川敷に転落してほぼ全焼しました。
2日の判決で甲府地裁の西野牧子裁判官は「取り調べで事故への関与を否定するなどの姿勢は強い非難に値する」などとした一方、最終的に罪を認め弁償をして被害者と示談しているとして懲役2年6か月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。