果実や野菜の生産者の大会が開かれ、果実は450億円、野菜は32億円とする今年度の山梨県内の販売目標額を掲げました。

生産者や流通関係者などおよそ240人が参加したJA全農山梨の果実・野菜生産者大会。

昨年度の県内の果実の生産は猛暑などでモモやサクランボが不作でしたが、シャインマスカットの人気で販売額はおよそ436億円と25年ぶりに400億円を突破しました。

そのうえで今年度の販売額は果実は昨年度を上回る450億円、野菜は昨年度を2億5000万円上回る32億円をめざすとしました。

一方で資材や燃料のコストが高止まりしているとして、高品質化でブランド価値を高めて収益アップに繋げたい考えです。

JA山梨中央会・連合会 中澤昭会長:
「高品質のものを作っていきたい。そうすることで(販売額の)目標を達成できると確信している」

JA全農山梨は今年度 全国で初めてAIを使ったブドウの選別機械の実証実験を行うなど果樹王国としての品質の維持に取り組むとしています。