大規模な災害や事件が起きた時に現場での通信手段を確保する「機動警察通信隊」の指名式が行われました。
機動警察通信隊は大規模災害や事件などのときに、現場からの映像や無線といった通信体制を確保し、警察本部などと情報伝達が円滑に行われるよう活動します。

隊員は関東管区警察局山梨県情報通信部の4つの課から およそ20人が選ばれ、隊長には機動通信課の江口政司課長が指名されました。
今月4日に行われた指名式では山根英樹部長が「富士山噴火や南海トラフ地震といった自然災害に対し、いかなる状況でも冷静かつ迅速的確に情報通信できるよう有事に備えてほしい」とあいさつしました。

任期は、来年3月末までの1年間で隊員たちは今後、災害を想定した通信設備の設置訓練などで技量向上に努めます。