山梨県甲斐市の無形文化財に指定されている太太神楽が6年ぶりに披露されました。
甲斐市大久保の太太神楽は江戸時代に飢饉や疫病を鎮めようと行われたことが起源で市の無形文化財に指定されています。
6日はその太太神楽がコロナ禍以降6年ぶりに復活し37歳から80歳までの15人が「祭場清め」や「剣の舞」など12種類の舞を披露しました。

太太神楽は中止されていた期間に指導者の高齢化などが進んだためほとんどの参加者は過去のDVDを見ながら練習したということです。
矯風会・小宮山千彰会長:毎回(練習に)10名以上参加していただき、ここまでみんなが協力的、伝統芸能に関心を持っていただけるとは思わなかったです。本当にうれしい限りです。
会場には親子連れなどが集まり伝統の神楽を楽しんでいました。