山梨県笛吹市出身で東京オリンピックの男子レスリングで金メダルを獲得した乙黒拓斗選手(26)が4月4日、自身のインスタグラムで現役引退を表明しました。

乙黒選手は2021年の東京オリンピックに兄の圭祐さんとともに出場し、レスリング男子フリースタイル65キロ級で金メダルを獲得しました。

2024年のパリオリンピックでの連覇を目指していましたが、出場を逃していました。

乙黒選手は4日自身のインスタグラムに
「急な発表で驚く方もいるかもしれませんが、レスリング選手を引退することになりました。
父から始まり、レスリングに出会えて夢中になれて皆んなに愛してもらい、たくさん応援してもらい幸せなレスリング人生でした。
大好きなレスリングを嫌いになるまでやれたので悔いはないです。
自分のレスリングを愛してくれた皆さん。ちょっぴり寂しい気持ちもありますが、選手としてはお別れとなります。
本当にありがとうございました。
今後のレスリング界が良い方向に進むよう願っています。」とつづりました。