山梨県昭和町のNPO法人が、町と甲斐市から委託されている障害者の移動支援事業で虚偽の申請を行い、およそ530万円を不正に受け取っていたことがわかりました。

昭和町役場


昭和町と甲斐市によりますと昭和町にあるNPO法人「ライトスタッフ」は2022年8月からの2年間、委託を受けた障害者の移動支援事業で一部でサービスを行っていないにも関わらず虚偽の実績を報告していました。

甲斐市役所

町と市が調査したところ、あわせて530万円を不正に受け取っていたということです。

NPO法人は21日全額返還し、町と市は委託契約を解除しました。

NPO法人の代表理事によりますと事務局長の男性が「不正請求し、借金返済のため私的に流用した」と説明していて、NPO法人は今後解散するということです。