日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを受けて、山梨県内の酒造関係者が県に今後の世界市場での飛躍を誓いました。

酒蔵の杜氏の経験や、日本各地の気候風土に合わせた技術で発展してきた日本の伝統的酒造りは去年の12月、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。

きょう22日は県酒造組合の代表が山梨県庁を訪れ、長崎知事に登録を報告しました。

山梨県酒造組合 天野怜 会長:
「今以上に世界にむかって発信していけたら」

山梨の日本酒は南アルプス山麓など県内6つの水系の水を使用することなどを条件に国が産地のブランドを保護する地理的表示=GIで「山梨」を名乗ることが認められています。

組合は豊富な水など山梨らしい付加価値を世界の市場でアピールしたいとしています。

天野会長:
「こんなに水が豊富な土地はないのでそこから湧き出る水を使った酒を世界にPRしていきたい」







