秋の行楽シーズンを迎える中、東京都との境にある山梨県丹波山村の国道が3か月以上通行止めとなっています。

釣り客がコロナ禍前の半数以下に減少するなど、観光に打撃となっています。


2022年6月、東京との境にある丹波山村の国道411号で大雨による落石が発生。


工事のため通行止めが3か月以上続いています。


山梨県小菅村を通る国道が、う回路になっていますが観光客は…


埼玉から訪れた人:
不便で、小菅村から来ると斜面なのでちょっと怖い。15分くらい違う。

この通行止めは観光に打撃となっています。


丹波山村役場 振興課 高山淳さん:
宿泊業など観光業に影響が出ている。


観光施設「道の駅たばやま」の2022年の夏の観光客の数は、2021年とほぼ同じ。

期待は空振りに終わりました。


丹波山村役場 振興課 高山淳さん:
もう少し観光客が来てくれればなと思っているが、どうなっていくか不透明。


また、丹波川漁協によりますと、この夏の釣り客はコロナ禍前に比べて半数以下と大幅に減少しました。


山梨県によりますと、国道411号は、10月下旬に片側交互通行になる見込みで、完全復旧は、11月の予定です。


丹波山村役場 振興課 高山淳さん:
(復旧して)東京方面からたくさん来てくれればいい。

秋の行楽シーズンを迎えるなか、村は、1日も早い通行止めの解除を望んでいます。