山中湖でワカサギ釣りが解禁されました。94歳の女性や独特の技法を披露する様々な愛好家で湖はにぎわいました。

山中湖では1日の朝から釣りの愛好家が専用の船で沖に移動して釣り糸を垂らし、体長7cm以上のワカサギを次々と釣りあげていました。

9月1日は山中湖のワカサギ釣り解禁日


山中湖村の高村八重子さんは94歳、毎年解禁日を楽しみにしているそうです。

毎年の解禁日にワカサギ釣りを楽しむ高村八重子さん(94)


高村八重子さん:
まずまずですね、すぐかかってくるから嬉しいです。
まだもう少し釣りをしたいと思います、皆さんと一緒にね。

次々とワカサギを釣り上げる様子はとても年齢には見えない


中には竿を使わない人も。

釣竿を使わず「つるべ方式」でワカサギを釣る羽田公吉さん

富士吉田市の羽田公吉さんは糸にそえた指でアタリを感じる「つるべ方式」でワカサギを釣りあげます。

羽田公吉さん:
ここに微妙に感じるっつー訳、いやこれ慣れれば誰でも出来ますよ。

指に伝わる微妙な感触でワカサギが掛かったかどうかわかるという

山中湖のワカサギ釣りは来年6月末まで続きます。

専用船に乗ればこれからの寒さも平気