山梨県大月市の会社が、工事現場の鉄板などに代わる間伐材を使ったマットを開発しました。

夏場の熱中症対策としても期待されています。

大月市で電気工事などを手掛ける和田電業社が開発した間伐材のウッドマット。

縦およそ4m、幅90㎝で、強度があり、重さは工事現場に敷く鉄板のおよそ半分です。

原材料価格が高騰していることへの対応に加え、夏場には猛烈な暑さとなる鉄製に比べて温度が上がりにくいため熱中症対策としても期待されています。

19日は共同研究を行う山梨大学や大学発のベンチャー企業が温度の上がり方の違いや作業する人の作業前後の血液を採取して暑さの体への影響を調べていました。

和田電業社 和田功社長:
「夏場、気温が非常に上がって作業環境が悪い。熱中症に対する環境改善が示されれば良い」

実証研究は来週も行われ、暑さなどに対する効果を検証するということです。