山梨県甲州市にゆかりがある樋口一葉が描かれた最終製造番号の旧五千円札が甲州市に寄贈され展示が始まりました。

甲州市の市民文化会館で始まったのは最終製造番号が記された旧五千円札の展示です。
五千円札の顔として親しまれた文学者の樋口一葉は両親が今の甲州市塩山の出身で、作品にも山梨が度々登場します。
こうした縁で甲州市は通貨の普及に貢献したとして日本銀行から最終製造の旧五千円札が贈られました。
甲州市 生涯学習課 萩原麻由学芸員:
「寂しい気持ちはあるが、一葉さんを偲んでふるさとを歩いてもらえればと思います」
会場には樋口一葉の両親が出会った慈雲寺のイトザクラなど、ゆかりあるパネルも展示されています。