8月28日にはパリ・パラリンピックが開幕しますが、山梨県内の障害者スポーツ=パラスポーツは、指導者不足などが課題となっています。

会議には福祉やスポーツ関係者が出席し、県の担当者から昨年度、県内27市町村のうちパラスポーツを実施したのは11の自治体だった現状が報告されました。

またパラスポーツイベントを実施しない理由として「指導できる人がいない」や、「用具がない」といった点があげられました。

委員:
「(山梨は)障害者スポーツの指導員(の人数)が全国で2番目に少ない」
「パラスポーツをする上で普通のスポーツよりも人の手が必要」
「(指導者資格を)取った方のサポートやフォローアップも今後必要になってくる」

この他、特別支援学校などを卒業した後、パラスポーツ活動を継続する場がないことも課題として挙げられました。

県は今年度パラスポーツイベントの開催費用を補助することにし、パラスポーツの浸透を図ります。