「サイトの登録料が未払いです」などの話を信じた甲府市の男性が合わせて680万円分の電子マネーをだましとられたことがわかりました。
警察は登録料や延滞金の支払いの請求があった場合は詐欺を疑うよう注意を呼び掛けています。

被害にあったのは甲府市に住む30代の自営業の男性です。



今年4月、男性のスマートフォンに「登録料が未払いである」とのメールが届いたことから表示されていた電話番号に連絡したところ、サイトの運営会社の社員を名乗る男から「登録料80万円が未払いです」などと言われました。

話を信じた男性はコンビニエンスストアで80万円分の電子マネーを購入しコード番号を伝えました。



その翌月の5月にもこの男から「別の会社にも未納料金があり利用料と延滞金で600万円支払う必要がある」などと言われたため、男の指示通りに十数回にわたって600万円分の電子マネーを購入してコード番号を伝えました。

その後も6月に「アメリカで不正利用者として登録されている。解除するには暗号資産で1600万円を支払う必要がある」などと言われ、更に現金を要求されたことで男性は詐欺被害にあったことに気付き、警察に届け出ました。

警察は登録料や延滞金などの支払いを請求された場合は詐欺を疑うよう注意を呼び掛けています。