山梨大学医学部 産婦人科 助教 小川達之医師:
国中の人は国中で、郡内の人は郡内で対応するのが基本にしてて、週末に国中でいっぱいいっぱいになって、郡内の病院に搬送ってのが一例あって、かなりこっちの地域も苦しくなってきてる。

山梨大病院では、38週以降の感染は入院となり、10日待てずに陣痛がきたり破水したりした場合は帝王切開を基本方針としています。

これは医療従事者や赤ちゃんへの感染リスクを減らすためです。

病床がひっ迫する中、安全な分娩を目指すためにも山梨大病院は8月、通知を作成。
妊娠36週からは「上の子どもの通園を見合わせてほしい」と協力を呼びかけています。

山梨大学医学部 産婦人科 助教 小川達之医師:
感染する妊婦のかなり多くが2人目以降なので、上の子が保育園からもらってくるパターンがかなり多いから、外からもらってくることがないよう頑張ってもらえるといいかなと。

さらに本人や同居する人も含め「不必要な外出」や「普段会わない人との接触」を控えてほしいと求めています。

山梨大学医学部 産婦人科 助教 小川達之医師:
できれば満期で赤ちゃんを元気に産んでもらうことが一番大事なことなので、そこにつなげるためには感染対策とワクチン接種をぜひ頑張ってもらって、家族にも注意してもらいたい。