行政から行動制限の要請がない中、「通園の見合わせ」や「不必要な外出を控えてほしい」と呼びかけられています。

これは山梨大学医学部附属病院が8月に入り妊婦を対象に通知しているものです。
その背景は?
山梨大学医学部 産婦人科 助教 小川達之医師:
もう少し増えちゃうと、いっぱいになっちゃう可能性。ベッドがないところに無理やり空けてってなる可能性は近い。

山梨大学医学部附属病院の小川達之医師です。
小川医師によりますと新型コロナの感染拡大に伴い妊婦の感染も増えていて、今月1日から15日までに妊娠35週以降の妊婦が県全体で13人入院し、このうち6人が出産しました。

こうした中、県内には、感染した妊婦の出産に対応できる病院は5か所しかなく、病床のひっ迫により通常ではありえない中北から富士北麓の病院に搬送したケースがあったといいます。
