子どもたちに臓器移植について考えてもらおうと臓器移植の啓発活動を行う団体が山梨県笛吹市に絵本を贈りました。

笛吹市に贈られたのはNPO法人日本移植支援協会が2013年に制作した絵本「大きな木」です。

28日、協会の高橋和子理事長が山下政樹市長に手渡しました。

この絵本は脳死と診断された兄を持つ弟とその家族の物語で、子どもたちに臓器移植と命について考えるきっかけにしてもらいたいと今回74冊を贈りました。

NPO法人日本移植支援協会 高橋和子理事長:
「驚いたり悲しんだり希望を持ったり、色々な気持ちになると思うが、しっかり読んでもらえたらうれしい」

贈られた絵本は市内全ての小中学校と図書館に配られ、市は授業で使うことも検討します。