こちらの木造住宅は1981年以前の旧耐震基準で建てられ、現在リフォームをしています。



住友不動産 新築そっくりさん山梨営業所 小林一三さん:
「こちらの壁を見ていただけると、これ、筋交いといいます。新たに筋交いを入れまして金物で固定をして耐力壁を造っています」

記者:
「耐力壁というのは?」
小林さん:
「地震の時に揺れを抑えるための壁のこと。通常の筋交いも何も入っていない壁が1と考えれば2倍の強度があります」



壁に筋交いを入れて金具で固定し、揺れに強くしていきます。

またこんなところも・・・



小林さん:
「もともとはここの端からここまでが開口部、いわゆるサッシになっていました。
山梨の住宅の場合、南側に大きな開口を取られている家が多く地震の時には弱点になりやすいです」

サッシの幅を90cmほど縮めて新たに壁を設けました。
家全体で壁などをバランスよく配置することが耐震化工事では行われます。