甲府市役所の望月一浩さん。被災した建物が倒壊するリスクを判定する応急危険度判定士として石川県輪島市に派遣されました。
そこで見たのが・・・
甲府市建築指導課 望月一浩さん:
「ここの奥に見えるのが恐らくここ数年で建ったような家だったんですよね、応急危険度の判定上では損傷はみられなかった。その隣は古い木造、基礎なんかも沈み込んでいるので、敷地が隣でもこれほどの被害の差が見られた」
相次ぐ古い木造住宅の倒壊でした。
住宅の耐震基準は1981年に見直されました。
新たな基準では震度6強~7程度の地震で倒壊しないレベルとされていますが、この基準を満たしている住宅の割合=耐震化率は珠洲市で約51%(2018年)、輪島市は45%(2019年)にとどまり、被害が大きくなったと考えられています。
では私たちの住む山梨県はというと・・・