急な変化や人との関わりが苦手な発達障がい。
発達障がいには音や肌に触れる感覚が敏感で、髪の毛のカットが苦手という子どもが少なくありません。
こうした子どもに寄り添いサポートする山梨県韮崎市の理容師を追いました。


散髪を嫌がる子どもと向き合う男性。


韮崎市中央町で100年以上続く理容院「ヘアサロン・チノ」の5代目店主・千野克仁さん(58)です。

千野さんのもとを訪れるのは発達障がいがある子どもたち。

同じ場所にじっとしているのが苦手な子どもや、物音や肌に触れる感覚が過敏な子ども。

散髪を苦手とする子がこのヘアサロンを訪れるのには理由があります。