新山梨環状道路の北部区間のうち甲府市の桜井ジャンクションと塚原インターの間が事業化されることが決まりました。

事業化が決まったのは新山梨環状道路の北部区間のうち甲府市の桜井ジャンクションから塚原インターチェンジの間の5.5kmです。

国土交通省から新年度関係予算として1億円が計上され新規事業化が決まりました。

国が整備する区間で今後、詳細な調査や設計が進んでいくことになりますが、国土交通省の事業概要では全体の事業費はおよそ1220億円で、道路は片側2車線、5.5kmのうち多くがトンネルとなる見込みです。

また開通後の1日の交通量は1万600台と推計され、市街地の渋滞緩和につながるとしています。

事業化を受け長崎知事は「引き続き、沿線自治体などと連携を図りながら新山梨環状道路の一日も早い全線開通を目指し、全力で取り組んで参ります」とコメントしました。

また、これにより新山梨環状道路で事業化されていないのは北部区間の塚原インターチェンジから甲斐市の牛句インターチェンジまでの4.5kmとなりました。

なお北部区間について国は有料道路を前提に検討する考えを示していて、今後有料化の検討も進んでいくとみられます。