山梨発祥の文芸「酒折連歌賞」の表彰式が行われました。
表彰式は、コロナ禍の影響で4年ぶりの実施となります。
酒折連歌は、五七七で詠まれた問いの片歌に、五七七で答えの片歌を返すもので、連歌発祥の地といわれる甲府市酒折にちなんだ山梨生まれの文芸です。
今回で25回目となる酒折連歌賞には、全国から3万200を超える句が寄せられ、17日は、上位入賞者の表彰式が甲府市で行われました。
このうち大賞の文部科学大臣賞に輝いたのは、東京都の江連守さん(74)で、問いの「ユトリロの 白の時代を 抜け出して来い」に対し「出られない 山椒魚の 頭でつかち」と詠みました。
県内からは、山梨学院高校2年の山西彩湖さんが、甲府市長賞を受賞しています。