山梨県昭和町の住宅街にあるゴミ置き場で不審なネコの死がいが見つかっていたことがわかりました。
昭和町や中央市では今月までに少なくとも10匹のネコが片足を失うなどの被害が相次いで確認されています。

記者:
「イオンモールからほど近い住宅街です。こちらに置かれていたゴミ置き場の近くから不審なネコの死骸が見つかりました」

ネコの死骸が見つかったのは昭和町飯喰で去年12月ごろに、ゴミ置き場付近にあったダンボールの中で確認されました。

関係者によりますと見つかったネコの死骸は腹の部分が切り開かれ、臓器は取りだされた状態でした。

その2か月前にこの周辺では…

NPO法人ねこともやまなし 益田陽子代表理事:
「悲しいというより怒り」

昭和町から中央市の半径およそ1kmのエリアで片足を失ったネコが相次いで保護されました。

NPO法人ねこともやまなし 平野恵副理事長:
「ここ1年半でここから見える範囲内で7、8匹の被害にあったネコが確認されている」

さらに先月…。

ネコにエサやりをしていた女性:
「ここまできれいに骨までない皮がきれいにしっかり残っているので人が手を加えたのではないかと(動物愛護センターに)言われた」

中央市のアパートの敷地で、ネコの胴体部分の皮だけが見つかりました。

UTYの取材では今月までに昭和町や中央市で少なくとも10匹のネコが相次いで被害にあっていることがわかっています。

このうち一部は警察も把握していて何者かが虐待した動物愛護法違反の疑いもあるとみて調べています。

なお、昭和町はワナや負傷したネコがいないかなど職員によるパトロールを強化しています。