中国では10日から、旧正月「春節」の連休が始まり、のべ90億人が移動するとされています。下関市に12日、中国の天津を出港した国際クルーズ客船が寄港し、多くの中国人が観光を楽しみました。

寄港したのは、中国の会社が運航する「Mediterranea(メディタラニア)」で、沖合人工島・長州出島のクルーズ船の専用岸壁に接岸しました。岸壁では平家踊りが披露され、旅行客を歓迎しました。

この船は総トン数が約8万6千トン、全長が292メートルで、乗客の定員は2680人です。中国の天津を出港し、韓国や日本をまわり、下関市が最後の寄港地となります。きょうは約1500人が乗船していて、そのほとんどが春節を利用した中国人だということです。

中国人旅行客
「日本の庭園などをみたいです」
別の旅行客
「まず子どもを連れて来て日本と中国の違うところをあじわいたいです」

乗客は、大型バスに乗り込み下関市や北九州市などの観光に出発しました。約7時間滞在し、あさって天津に帰港します。

下関市へのクルーズ船の寄港は去年は9隻で、コロナ前のピークだった2017年の57隻には及びませんが、次第に増えてきているということです。

下関市クルーズ振興室 高野良之室長
「インバウンドの推進に取り組んでいるところですけど、クルーズ船につきましてもインバウンドの推進観光部局と一丸となって取り組んでいるところ」

下関市では今年、30隻程度のクルーズ船の寄港を見込んでいます。