遠征で山口県にやってきたアメリカ・ワシントン州のレスリング・高校選抜チームが下関市で小学生と交流しました。

下関市の王喜小学校を訪れたのは、アメリカ・ワシントン州の選抜レスリングチームの高校生とコーチ、あわせて6人です。
高校生たちは25日、柳井市で開催された「日米親善高校レスリング交流会」に参加するため、来日しました。
まずは、5年生の体育の授業に参加。
児童と一緒にボール運びをしたり、マット運動をしたりしたほかもちろん、レスリングの技も披露しました。
次々と繰り出される迫力のある技に、拍手が起こりました。

5年生男子児童
「(高校生は)優しくて、後転がすごかったです」
5年生女子児童
「英語はあまり得意じゃないけど、ちょっと使って、みたら、分かってくれてちょっと楽しかったです」

続いて、6年生の国語の授業へ。
高校生とコーチも書写に挑戦しました。
=「What''sfrom?(英語で必死に質問する児童、理解できないコーチ)」=
児童たちは知っている表現を駆使して高校生たちの名前や、好きな食べ物などを英語で聞き、字を教えます。

児童のアシストで、短時間でしたが上達したようです。

6年女子児童
「ブーマーさんの名前も、お手本なしで書けるようになっていて、すごいと思いました」
最後に、児童から手作りのメダルが贈られました。

ラーズ・マイケルソンさん
「王喜小の児童たちは、私にとってよき先生でした。すごく楽しかったです」

高校生たちは7月4日まで、ホームステイなどをしながら中国地方各県の学校と交流する予定です。