山口市湯田温泉の旅館は、外国人でにぎわっています。
「西の雅常盤」では、けさまで満室でした。
ソウルから
「この辺りには、無料で入れる温泉(足湯)があった。それが私にとって特別だった」
広島から「何回か来たことがあって、すごいいつも気持ちよく温泉入れるのでこちらで」
「今からサファリに行くんですけど、とっても楽しみにしてます」
広島から「最初に唐戸、下関の方に行って、それから山口市の方に」
記者「山口市がニューヨーク・タイムズで紹介されたんです。ご覧になりました?」観光客「今から瑠璃光寺の方見に行きます」

「ニューヨーク・タイムズ」をきっかけの1つとして訪れた外国人もいました。
プサンから
「それ(ニューヨーク・タイムズ)を見て来ました。今まで興味があまりなかった。やはり遠いからね。湯田温泉を知らせたいですね、韓国で」

旅館では、今年度の外国人客はおよそ3900人と、昨年度の5倍以上となる見込みとなっていて、特に韓国や台湾からの客が増えているということです。
西の雅常盤 宮川和也社長
「(韓国から訪れた客は)世界で行くべき観光地52か所の3番目になった象徴的なものとして五重塔がありますので、とりあえず五重塔は絶対行きたいというふうにさっきおっしゃっていました。で行かれたみたいです」
外国人客の増加を受けて、1週間前から、自動翻訳のアプリをフロントで取り入れました。
宮川社長
「韓国の世話人の方は日本語がしゃべれるので日本語でやっていたんですけど、増えてくると日本語ができない添乗員の方とかガイドの方もいらっしゃるんですよ」
すでに、3月中旬からゴールデンウイークにかけて外国人客を中心に予約が埋まり始めていて、これまでにないインバウンド需要の拡大に期待を寄せています。
宮川社長
「山口市を拠点にして、いろいろ山口のいいところを滞在してもらって感じていただいて本当にまた来ていただくような。湯田もそういう感じで盛り上がっていけば」













