火力発電所の煙突でハヤブサのつがいが子育てをしています。そびえ立つ高さ200メートルの煙突のまん中あたり、止まっているのは絶滅危惧種のハヤブサです。

山口県の中国電力新小野田発電所の煙突には、30年ほど前からハヤブサが姿を現すようになりました。今年も地上50メートルに作られた巣箱では、2羽のひながすくすくと育っています。

中国電力新小野田発電所・福永正和所長:「自然との調和を目指した事業活動に努めている中で、毎年のようにハヤブサが繁殖してくれるというのは非常にうれしい限りです」
風をよけるためか、ひなはこの日、煙突の反対側にいるとみられ姿を見ることはできませんでしたが、社員らが仕事の合間に様子を見守っていて、まもなく巣立ちを迎えるのではということです。













