サミットを前にテロ対策を強化します。不法侵入者に対応するための訓練が10日、山口宇部空港で行われました。

訓練は、刃物を持った不審者が客を人質に空港の保安検査場を強行突破するという想定で、警察や空港関係者など50機関約100人が参加しました。警察官が空港職員と連携して、負傷者を救護し、乗客などの避難誘導を行いました。応援に駆けつけた警察官らが不審者の身柄を確保します。

宇部警察署 片山哲也警備課長
「サミットという国を挙げての行事があるということで、関係機関と連携してテロとか不法侵入事案が起きないように警戒を強めたいと思います」

爆発物処理班が不審物をマジックハンドで回収・処理し、訓練を終えました。