電飾やペイントなどで車体を彩る「デコトラ」と呼ばれるトラックが全国から集まるイベントが山口市であり、昨夜は、きらびやかな電飾を一斉に点灯させて訪れた人たちを楽しませました。

日が暮れると、イベントに集結した「デコトラ」が一斉に電飾を点灯させ、会場のきらら博記念公園はきらびやかな光に包まれました。

イベントには全国から600台のデコトラが集結し、独特の形やペイント、華やかな電飾を見ようと多くの人が訪れました。

全国のデコトラのドライバーやオーナーでつくる全国哥麿会が自然災害の被災地復興など困っている人たちのためにと各地で開いているチャリティーイベントの一環です。

全国哥麿会 秋山和也さん
「ボランティアとか人を助けたいという気持ちでやっているのでそういう気持ちでやっている中で全国みんながつながっていくっていうのはすばらしいことだなって」

県内では初めての開催できのうは、のべ1万人が会場を訪れたということです。

デコトラは1975年から79年にかけて公開された映画「トラック野郎」でも知られ、劇中で、主演の菅原文太さんが実際に乗って撮影した車両には人だかりができていました。

親子「アートトラック(デコトラ)のイベントは初めて来てみたんですけどやっぱり迫力が違いますねきれいです。また、2回目3回目と来ていただけるとぼくらはうれしいですね」

会では、全国のデコトラが輝く「一番星」になって見る人の心をひとつにする活動を目指したいとしています。