山口県長門市の漁港に打ち上げられ死んでいる状態で見つかったクジラを埋める作業で、クジラが重すぎて持ち上がりませんでした。当初は25トンまで持ち上がるクレーンでしたが、クジラが25トン以上あるとみられ、60トンまで持ち上がるクレーンに変えて作業を続けることにしています。

長門市によりますと、市所有の海岸に穴を掘って埋める予定で、きょう中に作業が終わる見込みです。

このクジラは5日午前8時ごろ、長門市油谷伊上の漁港で地元の漁業者が漂着したクジラを発見しました。発見した人によると、すでに死んでいる様子だったということです。

市の農林水産課によりますと体長およそ15メートルで、オスの成体とみられています。