衆議院山口2区選出で、前防衛大臣の岸信夫氏が3日、議員辞職願いを提出しました。
岸氏は午後2時前、衆議院の細田議長の公邸を訪れ、体調不良を理由に辞職願いを提出しました。
岸氏は安倍元総理の弟で2004年に参議院山口選挙区で初当選。2012年に衆議院にくら替えし防衛大臣などを歴任しました。現在は総理補佐官を務めていますが、関係者によりますと、議員と合わせて総理補佐官の辞職も申し出たということです。
岸氏は「病状が急速に悪化したことに伴い、地域の代弁者たる国会議員の職務を全うすることが難しくなった。任期を残し職を辞する形となったことを、国民の皆様におわび申し上げます」とコメントしています。
自民党県連は山口2区の補選の候補者を公募する方針で、秘書で息子の信千世氏が出馬する意向を示しています。
岸氏の辞職が認められると、安倍元総理の死去に伴って行われる山口4区とのダブル補選になる見込みです。補選は4月11日告示、23日投票の予定です。













