山口地検は25日、岩国支部で検察審査会の審査員11人全員の名前を誤って外部に流出させたことを明らかにしました。

検察審査会は、不起訴処分の妥当性を市民が審査するものです。

地検によりますと、ある事件の不起訴処分を不服として、事件関係者が岩国検察審査会に審査を申し立てました。

岩国検察審査会は不起訴相当とし、申立人は審査員11人を公務員職権乱用などの疑いで刑事告訴しました。

地検岩国支部は審査員11人を不起訴処分とし、申立人にその理由などを通知する書類を送付しました。本来、審査員の名前をふせるべきでしたが、担当した職員はその処理をしないまま送付しました。

書類は現在も回収していない状況ですが、被害は確認できていないということです。

山口地検は「不適切な対応」として再発防止に努めるとしています。