3年ぶり行動制限のないお正月が終わろうとしています。年末年始は人の動きが活発なことから、新型コロナウイルスへの感染リスクが増します。仕事始めを前によくある質問を、改めて山口県コロナ対策室の担当者に聞きました。(問い合わせ窓口等は山口県の場合です。山口県以外の方は各都道府県へお問い合わせください)


どんな症状が疑わしい?

発熱やのどの痛みなど、風邪のような症状があるときは、新型コロナウイルスへの感染が疑われます。そういった場合は外出を控え、発熱がある場合は受診をしてください。

症状があれば医療機関へ

かかりつけ医がある場合は、その医療機関に電話で相談してください。かかりつけ医がない場合、旅行中の方、または夜間や休日に発熱した場合は、「受診・相談センター」に電話をすると、診察が受けられる医療機関を案内してもらえます。
山口県の場合は#7700(毎日24時間対応)です。

一緒に過ごした人がコロナになったら?

およそ1メートル以内の距離で、マスクなどの予防策がなく、陽性が確定した人と15分以上接触があった人は「濃厚接触者」となります。同居の家族は、濃厚接触者となります。また年末年始に親戚の家などで一緒に過ごした場合も、濃厚接触者の可能性が高いといえます。

発熱などの症状が出た場合は、濃厚接触者であることを伝えた上で、医療機関を受診してください。

症状が出ない場合でも、感染に不安がある場合には自宅で検査を受けることができます。山口県の場合、検査キットは083-920-5670(月~土曜、祝日を除く、午前10時~午後5時)で受け付けています。

山口県は「いまは感染者数は落ちついているように見えるが、週末には3連休もあり、感染拡大すると医療をひっ迫する可能性がある。マスクの着用、うがい・手洗い、十分な換気といった予防対策の徹底を改めてお願いしたい」と呼びかけています。