酒かすを混ぜたエサで育てたトラフグ”酔虎”の試食と販売が5日、山口県阿武町で行われました。
人気の高い山口の日本酒にあやかり、酒かすを混ぜたエサを15日以上与えるなど一定の条件を満たしたものが認定される”ほろ酔いシリーズ”の第4弾です。
トラフグ酔虎の刺身は道の駅阿武町にある千代丸食堂で食事をした人に無料で提供されました。
酒かすを食べさせたことで身にうま味が多く含まれ魚のにおいも抑えられたということです。
試食した人
「フグはよくは食べないですけど歯ごたえと味が濃い感じがおいしかったです」
試食した別の人
「前にも食べたことあるんですけどフグ、それに比べたらはるかに上のおいしさ」
このほか道の駅では、酔虎の販売や試食コーナーも設けられ買い物客が味や食感を確かめていました。
試食した人
「柔らかくて甘くてすごくおいしいです、ポン酢で食べました、次、塩で食べます」
山口県ではこれから生産量を増やし独自のブランドとして販路を拡大していくということです。
千代丸食堂では6日から酔虎の刺身を980円で提供することにしていて道の駅では身欠きや刺身などを販売するということです。













