山口県内のインフルエンザの感染者は3日時点で、先週に続き警報レベルを超えて高い水準となっています。県は、こまめな換気など、対策を呼びかけています。

県によりますと11月30日までの1週間に、県内63の医療機関で感染が確認された人は2541人で、1医療機関あたりの報告数は40.33人でした。前の週の報告数からは減少したものの、引き続き30人以上を基準とする警報レベルを超えています。

環境保健所別では、多いほうから防府で66.4人、周南で51.64人、山口で51.63人となっています。

県は3日、小学校など21の施設でインフルエンザが集団発生し、学年閉鎖などの措置が取られると発表しました。人混みを避けることやこまめな換気、手洗いなどの対策を呼びかけています。