海外に向けて6900台ほどの車を一度に運搬できる自動車専用船の見学会が24日、山口県防府市で行われました。

見学会は、自動車産業に興味を持ってもらおうと、マツダがきのう開いたもので、県内外からおよそ60人の親子が参加しました。見学したのは、自動車専用船「TETHYSHIGHWAY」。全長およそ200メートル、幅38メートル、高さはビル12階に相当する38メートルです。最大で車6900台を積み込むことができます。

効率よく輸送するために狭い間隔で車を止めていく“職人技”を見学。その間隔は30センチほどということで、参加者は驚いた様子で見入っていました。

また、車が動かないよう固定する作業「ラッシング」の説明を受け、ベルトを締める体験をしました。

光市から参加・小学4年生
「いろんなものが見られてよかった。ラッシングが難しかった。止めるところが」

船は広島で車を積み込んだあと、最初の目的地・スペインまでおよそ40日間かけて運びます。