山口県宇部市に本社を置く山口産業が、バスケットボールB3リーグの山口パッツファイブのオーナーとして経営に参画することになりました。

山口産業 福重晋作社長
「Bリーグが大きな変革を迎えているこの時期に、地域のためにも力になりたいという思いが強くなり、今回経営に参画する決断をいたしました」

新たにオーナーとなったのは、エネルギー事業などを展開する宇部市の山口産業です。

Bリーグは来シーズンから制度が見直されます。新たな制度で上位リーグに昇格するためには「平均入場者」や「売上」などの条件が設けられています。

これまでパッツの社員は4人しかいないため、宣伝活動が難しいなどの問題があったということです。山口産業ではすでに社員3人を派遣し、事務的なサポートなどを行っています。

山口プロバスケットボール 成田俊彦代表
「やれるところから徐々に上げていって、最後は取り戻せるような仕掛けにできたらいいなと」

オーナーになることで再来年のシーズンで上位リーグに上がるために必要となる「今シーズン1500人の平均入場者数」の確保に力を入れたいとしています。