新郎新婦役に選ばれると良縁に恵まれるといわれています。

山口県下松市で3日、恒例の「きつねの嫁入り行列」があり、多くの見物客でにぎわいました。

きつねの嫁入り行列は花岡福徳稲荷社の秋祭り「稲穂祭」のメインイベントです。きつねの面を被った新郎新婦を含め500人が練り歩きます。

誰が新郎新婦役を務めるかは明かされていませんが、選ばれると良縁に恵まれるといわれています。

周南市からの観光客
「ポスター見て初めて知りました。こんなところに人がいっぱい、こんなに来るのかと思ってびっくりしています」

下松市からの参加者
「ほんとにパワーがすごくあって、今度また頑張ろうという気にすごくなって、もっともっと下松が盛り上がればいいなと思っています」

祭りでは地元の町内会や高校生がみこしを担ぐのが恒例ですが、今回初めて花岡小学校の3年生およそ100人も参加しました。事前に地域の人から担ぎ方を教えてもらい本番を迎えました。

花岡小3年生
「(来年も)やっぱ、またみんなでそろってやりたい」

地域の子どもたちにも受け継がれた花岡地区の伝統行事を、沿道から多くの人が見守っていました。