山口県内で9日、新型コロナウイルスの変異株・通称ケルベロスが初めて確認されました。新たに1017人の感染が確認され、3人の死亡も発表されました。

県内で初めて確認されたのは、変異型のオミクロン株BQ.1.1 通称「ケルベロス」への感染で、今月初めに採取された患者1人の検体から確認されました。患者は軽症ですでに回復しているということです。県によりますと「ケルベロス」は重症化リスクや感染力が従来と比べて高いという報告はないとして、これまで通りの感染対策を呼びかけています。

県内で新たに1017人の感染が確認されました。地域別では下関保健所の管内で194人、周南の管内で172人などで、累計は20万4026人になりました。また、70代と80代の男女あわせて3人の死亡も発表され、亡くなった人は441人になりました。
今月6日以降、4日連続の1000人超えで前の週の同じ曜日を上回るのは5日連続です。
午後2時時点で215人が入院していて、中等症が75人、重症の人はいません。病床使用率は31.6パーセントです。