近代看護を築いたナイチンゲールの思いを受け継ぐ「継灯式」が24日、山口県下関市の専門学校であり、看護師を目指す学生が決意を新たにしました。

下関看護リハビリテーション学校の「継灯式」は、春に入学した1年生に自覚を促すものです。

ナイチンゲールの像が掲げるろうそくの火「キャンドルの灯」を受け取り、一人一人が決意を述べました。「キャンドルの灯」はナイチンゲールがクリミア戦争で傷ついた患者を夜中に見て回ったときに持っていた明かりで、その姿を見た人たちは安心して眠りについたとされています。

全員で誓いの言葉「ナイチンゲール誓詞」も唱えました。

下関看護リハビリテーション学校 安並愛理さん
「継灯式でみんなの前で自分の看護師になりたい思いを誓って、看護師へのなりたい思いがよりいっそう高くなりました」

下関看護リハビリテーション学校 田上愛珠さん
「笑顔と優しさを忘れず、冷静に判断できる看護師になることを目標に頑張っていこうと思います」

1年生は12月に病院で初めての実習を予定しています。